理性の限界
理性には限界がある。学校を卒業した後もずっと、つい最近までこれを知らなかったです。習わなかったですよね?これはとても重要なことなので、是非、学校でも教えるべきだと思います。これを知る前後で見える世界がまったく変わると思います。
「世界を論理的に記述できる理想的な言語は存在しない」 言葉で考え、言葉で伝える、その言葉で表現できる世界は閉じていて、世界の外のことは語ることができないということでしょう。空を飛ぶ鳥が、実は空が空気で満たされていることを知りえないように、人間にも、あきらかにそれを見ているにもかかわらずそれがなにか知覚できないものがあるのでしょう。
知りえないものがある。あるのであってないのではありません。神や真実がないのではなく、ただ、誰にもそれを言い表すことができないというだけで、理性に限界があるからといって、理性をあきらめることはできないでしょう。人ができることは、やはり理性を磨くことだけなのです。古い神の時代を乗り越えて、新しい神の時代がやってきたのです。その認識が不足していて、古い習慣に固執したり、神を全否定したり、そうゆう過渡期の混乱を感じることがあります。
登録:2021-08-17 09:00
更新:2021-08-18 20:59
by りんご