少子化問題

少子化が問題になっています。いろんな問題の元凶なのでその対策をしましょうということですが、少子化は原因ではなく結果ですよね?なぜ少子化を種として話すのでしょうか?そこになんやら深い業を感じてしまいます。

少子化の原因について、いろいろ言われていますが、非難を恐れず極言すれば、経済成長の結果と言える気がします。かつて、結婚、出産、育児は生きていくための手段でもありました。今ではそれが逆に障害となりつつあるでしょう。会社の難しい課題を抱えたまま帰宅して、家族の手当がついおろそかになってしまうのは辛いですよね。出産を無邪気に喜べない状況があると思います。

経済成長が必要、そのために少子化対策が必要と言うのは、都合が良すぎでないでしょうか。「なぜ残業が減らないのだ!今日中に原因と対策をまとめて報告しろ!」と言っている部長に似ています。原因も対策も明らかですがそれを報告することができいので問題が解決することはありません。部長はまた、テレビなんか見ていると馬鹿になって競争社会で落ちこぼれるなどとも言ったりします。しかし、テレビもいらない世界でいったい何を生産してなんのためにバカにならないのかがはっきりしません。もっともらしく聞こえることでも、よくよく考えると、ぶっちゃけ無理を言ってるだけということはあります。子供だって、そんな面倒な世界に生まれてきたくはないでしょう。ズバリそれが原因、ただまず、無理を言うのをやめれば良い気がします。

業を見て因果を予測した人もいたでしょう。そらみたことかと言わずとも、起こったことをしっかり受入れた方がよいですよね。少なくとも、部長主催の婚活パーティをいくらやってみても対策にはならない気がします。ですが、そうゆう意見はあまり多くない気がします。みんな割とあたりまえに疑問もなく受け入れている気がします>少子化対策。

登録:2021-08-14 11:44
更新:2021-08-27 13:36
by りんご89円
Copyright (C) 2014 Stadio Peace All Rights Reserved.