宗教と戦争
戦争は連鎖します。世界に宗教が生まれたときも、それ以前に長い戦争の連鎖の歴史があり、人はずっと苦しんでいたのだと思います。それをなんとかしたい!と、一生懸命に考えた人の知恵が人の希望になり宗教として受け入れられたのでしょう。基本、宗教の世界感は反戦争で間違いありません。
ただ、残念なことに、その教えをもってしても連鎖を断ち切ることはできませんでした。その歴史の中で、宗教が戦争の道具にされたこともまた事実です。組織が宗教を利用するのか、宗教が組織を利用するのか、どちらなのかよくわからなくなります。宗教側もいまいちど原点に帰りそのことを見直すべきことはあるでしょう。人の前でどんな知恵も教えも完全ではありえません。完全でないものは変わる必要があるでしょう。宗教にも変化が必要なのだと思います。
登録:2021-08-14 11:34
更新:2021-08-18 21:51
by りんご89円