認証と認可について考える
Static Web Appsを使う場合、Static Web Appsには組み込みの認証・認可の仕組み(Easy Auth)があるので、まずはこれを使うことを原則と考えることにします。試してみると、アプリ側にまったくなにもコードを書かずに、/.auth/login/aad や /.auth/login/github でログインすることができます。/.auth/me にアクセスしてログイン情報を取得することもできます。アプリ側では、このログイン情報を取得して、ユーザーに応じた認可処理を実装すれば良さそうです。
その「ログイン情報を取得」に手間取りました;
- ローカルのデバッグ実行で /.auth にアクセスすることはできない
- SSR時(サーバー側レンダリング時)にも/.auth にアクセスすることはできない
この2つの対応にドタバタしました。具体的には次のようなことがわかっていなくて迷子になりました。
- onMountedでuseFetchはそのままでは動作しない
- process.envは、サーバー側では参照できてもクライアント側ではundefinedになる
こんなことを繰り返しながら徐々にその動作イメージを固めていくしかないでしょう。 さて、次の課題は、ログインでapiアクセスをどう保護するのか?です。 ログインによるapiアクセスの制御ができれば、認証はEasyAuthで行けそう!と思います。
登録:2024-07-23 07:02
更新:2024-07-24 08:23
by nasu38yen