なぜ世界は存在しないのか?

を読みました。こんな田舎の町の図書館にも置いてありました。どれだけの人がこれを読んでいるのでしょうか?しかし、正直、難しいです。10%くらいも理解できてない気がします。ただ、エピローグの「じゃないとただの殺人猿になるでしょう?」が気に入りました。てことはつまり、この本には殺人猿を卒業するヒントがあるってことですよね。

「世界は存在しない」はなんとなくわかる気がします。仏教の「無我」に近い気がしますよね。この感覚を得ている仏教の人はわりと多くいる気がします。そして仏教でいう縁起は「意味の場」の関係性のことでしょう。「意味の場」そのものについては難しいですね。この説明だと哲学に慣れてない人を理解させるのはかなり難しい気がします。無意識の科学教信者の改宗はほぼ無理でしょう。

今起きている戦争をみんな誰でも「いったいなぜ?」と不思議に思うのかもしれませんが、神など存在しないと思い込んでいるごく一般のわたしたちの世界の理解の誤解が根本にあるのかもしれません。もしかすると神がいないと同じようにこころのどこかで戦争は無くせないと思っていないでしょうか。ならば、簡単に特定の誰かのせいにして批判して済むことではないでしょう。自分で買ってもう一度読み直してみようと思います。

登録:2023-01-17 23:00
更新:2023-01-19 10:47
by nasu38yen
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