大日如来と阿弥陀如来
お釈迦さまが残された言葉に、大日如来さまや阿弥陀如来さまはおられたのでしょうか??
大日如来というのは宇宙のことだそうです。ありとあるもの全ての源というのは、天地創造の神という意味となります。大日如来さまを神さまのことだと考えると、大日如来さまはいるのか?と問うのは、神さまはいるの?と問うのと同じになります。そうすると、大日如来さまが本当にいるのかどうかわからなくなりますが、大日如来さまを宇宙のことだと考えると、大日如来さまはあきらかにそこにおられるのがわかります。
神を信じるか信じないか?が問題になることがありますが、仏教において、神は信じるも信じないもなにも、ただそこにあるものなので疑いようがありません。神を信じたり、信じなかったりする必要や心配がないのは助かります。
阿弥陀さまもまたやはり神さまのように考えれられています。キリスト教やイスラム教の神さまのようにオラたつを救って下さるからです。なので、阿弥陀さまを信仰する真宗を西洋の宗教と同じように一神教だという人もいます。
たしかに、そのように信仰している人もいるかもしれません。ただ、オラの周りの人たちは、この地方は真宗の人が多いのですが、この人たちはゆるいです。ゆるい気がします。本当に信じているのか信じていないのか、なんというか、あまり信じていないような。
それは、家の中にお仏壇と神棚を一緒に祀る歴史的な事情によるという話しもありますが、そもそも阿弥陀さまはゆるい神さまだと思います。生きているうちに一度だけ「南無阿弥陀仏」を唱えれば救われる。は、ゆるいですよね?他の神さまを祀ってもなんのお咎めなしですよ!を一神教にくくるのは少し無理がある気がします。
真宗に産まれてほんとに良かったと思います。
登録:2021-08-09 21:53
更新:2021-08-09 21:56
by りんご89円