答えはみつからない
この世界は全て論理的に記述できると考えてそれを試みた人がいました。結果、そうゆう万能の言葉は存在しないことがわかりました。今現在、オラたつが使う言葉にその能力はないということなのでしょう。語ることはできないことは口を閉ざさなければならないと彼は言いました。ずいぶん厳しい掟ですね。
また、論理的に証明できない命題があることを数学で証明した人もいました。神様はいる!を証明することはできないのが証明されたということでしょうか?つまりそれって、ズバリ!この世界に真実と言えることはなにもない!ってことですよね。うおぉーーー凹みますね。やる気が失せるというか、なので、たぶんこれは気づいちゃいけないことなんだと思います。なのに、それに気づいてしまうのは、人が言葉を得た代償に与えられた罪で、それをどう超えていくのか?は、これもまた人に与えられた課題なんじゃないでしょうか。どの生き物もそんなことは考える暇もなく必死で生きている。人もまた同じように生きなければならない。人を超えて生きていく人を超人といった人もおられました。
お釈迦さまは、人生の苦しみは執着から生まれるといわれました。そのことは分かり易くて、納得もいきます。そして、執着を捨てようとするとそれもまた執着になるので、そこに簡単な答えを見つけることはできません。答えがなくても生きていくってことを言われたのでしょう。語ることはできないことを語りながら今日も明日も生きていかねばなりません。
登録:2021-08-13 12:14
更新:2021-08-13 12:14
by りんご89円